発電機の不調の修理
久しぶりの書き込みです。毎日、無線を楽しんだり星を見たりしているのですが、なかなかブログの更新をしていませんでした。
無線は、山の小屋ですることが多いのですが、ここ1か月ほど、発電機の調子やよくありませんでした。突然止まることがありました。エンジンの回転が気も~ち不安定のような気もします。特に異常な煙が出たり、エンジンのかかりが悪かったりはありません。20年近く使っていますから、具合の悪いところが出てくるのはしかたないにしても、無線の運用に支障をきたすようでは困ります。
年末、家に持ち帰り、キャブレターの清掃、分解してできる範囲の点検と清掃・調整などをしました。
久しぶりに分解した発電機、中が黒くすすけています。ガバナーが緩んですすが出たのでしょうか。
突然エンジンが止まることがあったので、まず燃料の通り道を調べました。燃料のホースはひどい劣化もなく柔らかです。つまりもないようです。でも古いですから、次回は交換します。
次に燃料タンク、タンクの底に埃のような汚れが付着しています。また、タンクから燃料ホースのつながるところのフィルタにも少し汚れがあります。キャブクリーナーを吹いたあと、灯油に一晩つけてきれいにしました。
3つめは、キャブレターの清掃。年に1回くらいずつはしていたのですが、今回あらためて、キャブクリーナを吹いて一晩灯油につけました。キャブレター内はとてもきれいでした。プラグも点検、こちらも交換を何回がしていて、目視では特にひどい汚れやなどありません。火花も飛んでいました。
突然、エンジンが切れることからエンジンスイッチの接触というか、ちゃんと切断されるかもチェックしてみました。問題なしです。オイルも頻繁に交換していますが、今回も交換です。ガバナーの調整もしなおしました。前回、ガバナーのバネを痛めてしまい応急に修理しました、特に問題ないと思いますが、次回は交換したいです。
今回、オイルの量を気にしてみました。HONDAの発電機は、エンジンの焼き付きを防ぐため、オイル量が少ないとエンジンが切れるようにセンサーが入っています。(他のメーカーでもそうかもしれませんが)、オイルの量を少し多めに入れることにしました。今までは、発電機を水平にしてオイルの取り入れ口ぎりぎりにオイルがくるくらいでしたが、少し傾けて、やや多めに入れました。今回、気づいたのですが、発電機を動かしているとき、傾けるとセンサーが働きエンジンが止まります。私の場合、山で使いますからどうしても水平がとりにくい、さらに振動、少しずつですがオイルの減り、そんなことが重なってエンジンが止まるのではと思ったからです。
ばらした発電機、もとに戻せるでしょうか、慣れてしまえば簡単なんでしょうが、たまにしかやらない私には、コツがつかめず、一苦労でした。何とか組み立て、とりあえず適当なところでガバナーを固定し(といっても一応基本通りガバナーシャフトを反時計方向に回しきり、エンジンを吹かせた状態のところで固定しました。)、エンジン始動。一発で動きました。さらにエンジン音を聞きながら、負荷としてドライヤーをつけてガバナー調整しました。電信で運用していると、突然出力を出すので、ある程度の回転数にしておかないと不具合もあります。発電機を前後左右に傾けてみましたが、特にセンサーが働いて止まることもありません。
お正月、4日間、数時間ずつ動かしましたが、特に異常はありませんでした。これで様子を見ることにします。
ともかく、定格出力600VAですから、無茶な運用はできません。無線機以外にも電力を使いますから。JST-245Hは、電信でベアフット150Wの出力が出ますが、その時の電流は、8Aです。短時間でしたら何とかなりますが、普段は、50W出力あるいはそれ以下で運用しています。発電機をワンランク上げるようかなぁ、・・・。
AKI さん
先週はキー局お疲れ様でした。
流石に素晴らしいこなしで感心しました。
こちらも疑似キー局のシュミレーションをしてました。
すなわち 呼ばれてくるのを実際のリグで受信して どうすればコールサインを
取り上げることができるか勉強してました。
やっていてもAKIさんの半分ぐらいしか取れずなかなか難しいことと認識しました。
また、フィルターの幅、RITの動かし方などもやってみましたが どれも一長一短があり
これだ というのが見つかりませんでした。
AKIさんはエレキーを手打ちされているようですが、いつも同じ速さでたいへん落ち着いておられるように聞こえました。
なにか受信時にRITなどの操作やツールなどお話できる範囲でお聞かせいただきたく
またコンテストソフトなどお使いになっているのでしょうか
うちはIC-7610 でやっていますので、操作している人間の問題と思います 苦笑
今度何処かでアイボールもできるといいですね
以上です
投稿: JF1JDG | 2023年2月27日 (月) 11時47分
JF1JDG/HIROさん、お久しぶりです。電波では66回も交信記録が出てきました(*^▽^*)1.9MHzから430MHz帯まで出られますが、つながっていないのは2mBandだけですね。
私から見たらA1CC M3の称号をもたれている方から連絡をいただけてうれしいです。どうしたらそんな殿上人になれるのか、私がお話を聞きたいくらいです。和文にも挑戦しなくては・・・とか、移動運用をたくさんするとか、・・・地道にゆっくり時間をかけて無線を楽しんでいるうちにとか、・・・A1CCは、自分自身のアマチュア無線との関わりを考えさせてくれて、楽しさの幅を広げるいい起爆剤になっています。そんなA1CCのポイント狙いもあって、キー局に手を挙げてしまいました。もちろんそれだけではありませんが。
キー局を体験すると、たくさんのことに気づかせてもらえます。A1CCポイント狙いのつもりで今回も手を挙げたのですが、それ以外のものがたくさん手にはいります。私の場合は、手が震えるほど緊張もしますし、頭の中が真っ白になることもあります。そういうメンタルなことも含めて、その対処の仕方、気持ちの持ち方や切り替えたなど気づかせてもらえます。技量も少し上がるような気もしますし、大げさに言うとアマチュア無線に対する向き合い方が少し変わる気もします。
なんて偉そうに言いますが、5年ほど前にHamFairのA1Cの打ち上げ会で、そんな話を同じようにキー局の体験した方に熱く語られ、『気持ちがあるなら手を挙げた方がいい!』と言われたのがきっかけです。実は今回で、3回目のキー局ですが、回を重ねるごとに少しずつ自分が変わっていくのがわかります。しかし、また、新たな課題が見えてきます。
もちろんそれなりの受信・送信の技量は必要ですから、いい加減な気持ちでおすすめはできませんが、JDG局でしたら、できるのではないでしょうか。
前書きばかりになってしまいました。
① 疑似キー局のシミュレーション
私も、やりました、週末のOAMの時は、何回かやりました。一番いい実践的な練習と思います。それでも『これは自分にはできないな』と思ってしまうことが多かったです。笑われそうですが、初めてキー局をしたときは、自分でCQを出して5局続けて交信すると、へとへとになるレベルでした。それで、キー局に志願しましたから、今思うとめちゃくちゃなことで怖くなります。それでも、4時間で143局と交信しましたから、追い込まれるとできてしまうものです。そんなむずかしい内容で交信をしているわけではないので、リズムをつかんでしまうと、自分でも驚くほどできてしまうものです。
② どうすればコールサインを取り上げることができるか
そこですよね。一番のネックは、・・・。それさえできてしまえば、ほぼできたようなものですから。ところがある程度緊張していると、不思議といろいろなトーンのコールが聞こえてくるんです。ほんとに混じり合っていて、どうにもならないときもあります。そんな時は、良くないことかもしれませんが、呼び遅れたり、遅めに打つ局のコールのお尻、/1、/QRPなどがきこえてくるのでなんとかなります。
OAMの疑似キー局の練習では、キー局がすかさず拾い上げてしまうので、そこの最後の拾い上げの判断の練習がなかなかできないですが、本番は、すべて自分に任されますから、ほぼ何かしら拾い上げられます。もしどうしても重なって何もとれなくても、そこは開き直りで、エリア指定『2?』したり、プリフィックス指定『JR?』すると、状況が変わってとりやすくなります。『AGN』は、よくないようです。また、全員が呼んできて同じ状況になります。そんな場面は、ほとんどないです。今回、たぶん200局近くと交信したと思いますが、そういうことは、数回だったと思います。だいたいは、何かしら拾い上げられます。
愚痴になりますが、OAMで、『DE CALL K』のパターンで呼んでくる局がいます。『DE』や『K』が目だって他の局を消してしまうんです。かといって『DE』『K』指定はできませんから。
3回目のキー局ですが、1回目の時は慣れないこともあって、うしろに飛び出た/1や遅いコール、特に強い局を拾い上げることが多かったですが、今回は、じっと聴いて重なる局の中からわずかにトーンの違う局(ゼロインしていない局)、いわゆる『天使のコール』を拾い上げることが多かったように思います。たぶん、1回目の頃に比べると技量が少し上がったのだと思います。ですから呼ばれている瞬間だけはかなり集中していたと思います。
真逆のことですが、4時間もキー局をしていると、『集中して受信』→『記録』→『応答』→『集中して受信』→・・・を繰り返しなので、次第に疲れてきて集中が落ちてきます。姿勢を崩してのびでもしながら何気なく呼ばれているのを聴くと、気持ちの切り替えになって、コールが拾い上げられました。
③ RIT・帯域幅
0AMで自分が呼んでいるときは、+150Hzにしたり、-100Hzしたり、時には+250Hzして楽しんで呼んでいます。しかし、キー局をしていて気づくのですが、キー局ってそんなにRITを動かしていないです(私の場合)。逆にとりづらいからといって、RITを動かしたり、帯域を縮めたり広げたりしていると、受信への集中が途切れるようで、コールが拾い上げられなくなります。その操作はほとんどしなくて、帯域幅は500Hz(少し広いようですが、今回はこれがちょうど良かったです。ノイズが多いようだったら300Hzがいいかもしれません。)RITは、±50Hzくらいを少し動かしたくらいで、ほとんど固定していました。とにかく呼ばれているときは受信だけに集中するようにしました。
④ OAMの主導権をとられないこと
キー局がもたつくと呼ぶ側もいつ呼んだらいいのかタイミングを見失います。CQを出している局の様子をよく聴くのですが、時々相手が呼んでくるのを待つパターンの局がいます。また、呼ぶ側では前の交信が終わると間髪入れずにコールする局、これを許してしまうとOAMは成り立たなくなって混乱してしまいます。普段のCQでも、このパターンは、私は好きではありません。OAMでは1つの交信の終わりは
TU DE JO1DGE A1C OAM K
という形にして間髪入れずに呼んでくる局(A1CのOAMではそんな局はいませんが。)が入れないようにキー局が主導権を持つことが結局は効率的な交信のようです。もちろん、呼んでくる局が少なくなれば、
UR 599 TU E E
で間をとって相手からのTU E E を待っても全然問題なかったです。
4時間もキー局やっていると次第に集中が落ちて、その交信のパターンのリズムも狂ってきます。私は、手元に
CQ CQ DE JO1DGE JO1DGE A1C OAM K
OOOOOO GM UR 599 TU DE JO1DGE A1C OAM K
と書いたメモ書きを机の上に置いておきました。疲れてくると、結構この紙を見ながら打っていることが多くありました。
④ハンドルを返す(私には基本できません)
A1C OAMで1人1人にハンドルを返しているキー局には、ほんと感心させられます。すごい技量です。おそらく、受信しながらHamLogなどに入力しているのだと思います。最近の若い人たちは、紙に書くより瞬時にキー入力した方が速いそうですが、私にはそれができません。相手の局がちょっと打ち間違えたり、こちらのハンドルを返してくれたり、・・・わずかなゆとりが出たときだけHamLogに入力して返すことはできますが、1発目で相手のコールのあとハンドルを打つことは、ほとんど無理です。今回裏技を使って一部の人にはハンドルを返しましたが、(笑)
今回も、手元のノートにコールなどすべて手書きして記録し、あとからHamLogに入れました。
⑤プログラムメモリーは、使っていませんというか、JST-245にはメモリー機能はありませんし、外付けのメモリーもありません。手打ちのパドルのみです。
そんなこんなで書き出すと切りなくなります。まだ、バッアップ局のこと、朝食のこと、いつBANDを切り替えるか、準備・報告・・たくさんあるのですが、今回も自分のための記録として、書き残しておこうかと思っています。
思いつくままの乱文ご勘弁を。
次回の「お試しkey局デー」(NO.106)は、4月1日(土)だそうです。おそらく10日前くらいに案内が出るでしょうから3月20日くらいからの募集と思います。ぜひ、手を挙げられてはどうでしょうか。
JO1DGE / Aki
久保寺
投稿: JO1DGE / Aki | 2023年3月 1日 (水) 06時40分