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2022年3月24日 (木)

神奈川県足柄上郡開成町で移動運用

 開成町は、神奈川西部ではめずらしく山や高台がありません。今まで50MHzで移動運用することが多く、高いところがない開成町では一度も運用したことがありませんでした。7MHzや10MHzの電信では、広い河川敷や土手のある場所での移動運用は快適でした。朝7時過ぎから10時過ぎまで3時間ほど、運用しました。天気もよくて、土手のサイクリングコースや河川敷を散歩してすごす人もあり、のどかな春の雰囲気でした。私も、周囲を散歩しましたので運用時間の正味は、2時間くらいです。

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 各局、ありがとうございました。電信で7MHz、10MHzをあわせてちょうど60局と交信しました。4mの高さのV-DPに出力10Wほど、FT-991AMに発電機です。

 毎回、思うことですが、たくさんの局が呼んでいる時は、ゼロインして呼んでも、呼ばれた方は信号が溶け合ってほぼとれません。弱い信号でもゼロインから外して呼んでいただくときれいにとれます。周囲に悪影響を与えないことが原則ですが。A1CのOAMのキー局のメッセージにも書かれることが多いです。キー局や移動運用などで多くの局に同時に呼ばれた経験のある人は、身にしみて理解していることです。CQを出す側の技量のなさと言われてしまえば、返す言葉もないですが、DSPで処理している受信機の特性なのかもしれません。きっともっと性能のいい無線機なら、そのあたりが少なくなるのでしょうか、でも移動運用に大きな固定機を持っていくわけにもいきません。

 私的には、1つの交信が終わると我先にと間髪入れずに、あるいは、交信がまだ終了していないのに呼んでくる局には、困ります。フォーンだけと思っていましたが、電信でも結構います。昔、DXとの交信の解説の中にそんなテクニックが紹介されていたような記憶があります。スマートさに欠ける自分中心の運用には、閉口します。まわりで聴いていても気持ちのいい運用ではないです。CQを出す局のアナウンスに重なってしまったり、CQを出す局ののペースを崩したり、結果として効率の悪い交信になります。こういう局に応答していると、他の局も同じようなことをはじめて混乱してしまいます。そういう局は無視して、割り込み局が呼び終わったあとで、移動のアナウンスをしたりCQを出したりします。CQを出す局がある程度主導権を握っていないと、混乱した効率のよくない運用になりますし、長い時間CQを出すことに疲れも出ます。多くの局が呼んでいる時のダブルコールも、みんなの迷惑。電信はスマートに交信したいです。愚痴になってしまいました。


 

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