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2021年9月 4日 (土)

『お試しキー局』に手を上げてみるのもいいかも -その4-

20 【開きなおるのも技のうち?】
 たくさんの局に一斉に呼ばれたら、とれないのが普通だと私は思っています。最初の1~2秒、わけわからなくなることがありました。その時、焦ってより集中しようとするか、開きなおるか。前回のキー局では、より集中してなんとか一文字でも拾おうとしました。その努力は、実ることがほとんどです。でも、今回、開きなおることもありました。どうしても一文字もとれなかったら、『QRZ?』や『AGN』を打とうかと思っていました。よくないことですが、『JA1?』とか『A?』など適当にプリフィックス指定や文字指定してしまうかとも思っていました(さすがにやりませんでしたが)。ところが、開きなおると、不思議と脳内のオーディオフィルターの帯域が広がるのか、認識度が上がるのか、様々なトーンのコールが聞こえます。がむしゃらもいいですが、開きなおるのも、1つの技なのかもしれません。

21 【ログは、紙にメモし、キー入力は二の次の私】
 最近の若い人たちは、ペンで書くより、キータッチする方が楽で早いんだそうですね。しかし、昔人間の私は、無線機の前のメモ用紙と転がっているお気に入りのペンでメモした方が、状況を正しく記録できます。重なったコールを聞きながらHamLogに正確に入力できれば、それに越したことはありません。ログ整理も報告もOAM終了後にすぐできます。でも、私には、それができません。何局かにハンドルが返せたのは、たまたまゆっくり打っていただいたり、私のハンドル名などを返してもらったりして、私にゆとりができた瞬間に、HamLogにコールを入れたからです。
 コールの重なりが少なくなると、紙の上に2~3局のコールサインやラストレターなどをメモできるので、次の交信の準備になりました。
 最近、私もようやくメモリーキー(メッセージキー)を使いはじめ、それを使うと、多少のゆとり(手の空き時間)ができ、その場でのキー入力も可能です。でも、OAMでは使いませんでした。呼んでくださる方に失礼かなとか、打鍵そのものを楽しもうとか、そんな気持ちがあります。

22 【パイルの中で相手のハンドルを返していくことは、すごいことだ!】
 OAMのキー局は、多くの局に呼ばれているにもかかわらずコールバックしたときにちゃんと相手のハンドルを打っています。ほんとすごいなぁと思います。足元にも及ばないと、お試しキー局をやって感じます。

23 【マナーのない局は、いない!】
 A1C OAMのお試しキー局をやって1番助けられるのは、ダブルコールしたり、指定無視したり、そういう局がないことです。そうされることで、とりあえずその場は乗り切れてしまうかもしれませんが、それが広がってしまったら命取りになります。初心者の私がなんとかキー局をできたのは、そんなところに大きな原因があると思って感謝しています。

24 【ハードヒッターなのかなぁ】
 キーコレクターではありませんが(たぶん)、Bencher JA2 とVibroplex Iambic Deluxeを並列につないで、瞬時に打ち分けられるようにしてあります。普段は、軽いソフトタッチのJA2を使っています。Vibroplex Iambicは、国内外で有名で多く使われているようですし、確実に打てる気はしますが、私には固いなぁと思っていました。ところが、今回、キー局をやりながらVibroplex Iambicを使ってみました。少し手に力が入っているように思ったからです。そうしたら妙にしっくりと馴染んで打ちやすかったです。長い歴史の中で愛用されてきたキーはいざというときに役立つなぁと思いました。


25 【報告書作成用ファイル】
 2年前の前回のお試しキー局の時にいただいたExcelのファイルです。いくつかのシートからできていて、たいへん便利です。最新、A1C会員名簿のファイルと、HamLogのOAMのファイル(私は、HamLogの複合検索で.csvにしました。)を貼り付けるだけで、Bandごと、会員・非会員の別、局数が集計されます。ほぼ報告書が完成します。

26 【まとめ】
 2回目のお試しキー局は、7MHzのコンディションが今ひとつでしたが、それでも、交信局数は、133局でしたので、私としては、たいへん素晴らしい経験をさせていだきました。キー局をやりながら、あるいは、その前後のことで多くのことを体験的に学ぶことができました。送信にも受信にも、自信の持てなかった私ですが、2回のお試しキー局の機会をいただき、電信での交信の自信をいただくとともに、電信や電信での運用が好きになりました。感謝しています。
 学んだことを生かしながら電信での交信を重ねて、よりよい運用を心がけ楽しみたいと思っています。また、私も電信での運用をはじめて35年を超えました。遅ればせながらですが少しでも後進へ支援ができたらと考え、GB(Giving Back Program)の活動にも加わることにしました。機会あれば、電信に関わるいろいろなことにできることをしていきたいと思います。

--- おしまい ---

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