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2017年10月18日 (水)

JST-145D


 先月、yahooオクで、7.5MHz以下送受不可というジャンク品を買いました。たぶん、LPF基板の周辺の不具合で送信不能となっているのかなと、甘い考えでポチッてしまいました。確かにLPFのリレーの不具合がありました。すべて新品に交換したら、回復しました。

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 ところが、時々7MHz帯や3.5MHz帯、1.9MHz帯で送受信できなくなったり、回復したりします。さらに18MHz帯にも同じ現象が出ました。ハンドを切り替えると気まぐれに起こります。SGからの信号を入れて、順に追いかけていくことにしました。バンドパスフィルターとRF増幅は異常なしです。第1中間周波がいきなり70MHz台です。我が家のオシロではとても見にくい周波数です。しかも周波数カウンタは信号レベルが低すぎて、カウントしてくれません。しかたなく9MHz台の第2中間周波へ移動しました。不具合のバンドは,ここに信号が来ていません。どうやら第1中間周波の周辺のトラブルのようです。

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 回路図を見ながらTX・RX基板の怪しそうな辺りをさぐりましたが、今ひとつはっきりしません。もやもやしながら1日過ごしました。ちょうど、前線も停滞気味で天気が悪いので畑作業もできないです。回路図を拡大コピーし,苦手な英文のサービスマニュアルを転がりながら見ていました。
 もしかしたら、局発の70MHz台の信号かなぁ。局発は、CPUにコントロールされていてDDS(Direct Digital Synthesizer)で、水晶と真空管で作る局発とはわけ違います。別にあるSynthesezer基板にあり回路も複雑です。近づきたくないところです。
 幸い、回路図と各ポイントでの動作電圧の一覧がありましたので、それを元に具合の悪い7MHz帯の局発をあたっていきました。すると、DDSの混合回路の小さなトリマコンデンサーをたたくと不具合が起きたり回復したりします。18MHz帯も同じです。基板への半田付けが劣化したようです。ここだ!!丁寧に50MHz台まで回路が組んでありますが、JST-145で使うのは30MHzより低いところの4つの混合回路だけです。念のため、4つのトリマコンデンサーを交換しました。たぶん30PFくらいがいいのでしょうが、120PFのトリマコンデンサしかありません。取り付けて70MHz台の信号をオシロで見ながら調整してみると、なんとか調整できます。部屋を暗くしないと高い周波数はオシロの画面で見えません。デジタルオシロがほしいなぁ。

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 さすがの日本無線さんの半田付けも、長い年月には勝てなかったようです。トリマの下の半田が劣化していて簡単に外れました。

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 幸い、この部分はチップ部品が基板の裏側についていてトリマコンデンサーをはずしやすいです。ただ、しっかり半田付けするためには、コイルをはずさないといけません。コネクタ類をすべてはずし、基板を取り出してコイルを裏面からはずしトリマをしっかり半田付けしました。シールドケースをかけてからオシロの画面とSGの周波数、無線機の周波数表示を見ながらトリマを調整しました。電解コンデンサーも交換したいところですが、電源電圧に異常はないようですから、今回は、このままにしました。
 バンド切り替えをしても、たたいても何しても不安定な動作はなくなりました。局発は、送信信号にも関わりますから、一応チェックしました。すべてのバンドで100wほどの出力が安定して出ています。




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